外注は一度きり、キャラクターは何度でも売れる

キャラクターデザイナーのビジョン

フリーランスで働くデザイナーなら、こんなサイクルに覚えがあるはずです。

案件を受け、徹夜で仕上げ、入金を確認したら、また次の案件を探し始める。そんな繰り返しです。

実際、韓国のフリーランスの平均月収は183万ウォン程度だという調査結果があります。

週平均の労働時間が33時間に達しているにもかかわらず、です。努力が足りないからではありません。

仕組みそのものが、そうなっているからです。

時間を売れば、時間の分だけしか稼げない

外注という働き方の本質は、こういうことです。

今月ロゴを5点描けば5点分の報酬を受け取り、翌月に手を止めれば、収入もその時点で止まります。

腕を上げれば時給は上がり、経験を積めば単価も上がります。しかし、根本的な計算式は変わりません。

働いた時間=得られるお金。この公式の中にいる限り、どれだけスキルを高めても、1日24時間という物理的な限界を超えることはできません。

うまく描けた絵が口座に振り込まれるのは、たった一度きりです。その翌月には、またゼロから始めなければなりません。

一方で、まったく別の仕組みで収入を得ているクリエイターたちは、すでに存在します。

代表的なのが、カカオトークのスタンプクリエイターです。

業界によると、カカオだけで年間売上10億ウォン以上を記録したクリエイターは24人に上ります。また、LINEでは上位10人の平均売上が40億ウォンを超えたという統計もあります。

もちろん、誰もがこれほどの収益を上げているわけではありません。スタンプ1個あたりの実際の分配額は、1件の販売につき数百ウォン程度にすぎないという現実的な側面もあります。

重要なのは、数字の大きさではなく、仕組みです。

一度描いて登録したキャラクターが、自分が眠っている間も、別の仕事をしている間も売れ続ける。ここが、外注とは根本的に異なる点です。

資産になる創作、消費される創作

財務的に言い換えるなら、外注は「労働所得」であり、ライセンス収入は「資産所得」に近いものです。

労働所得は自分が仕事を止めた瞬間に途切れますが、資産所得は一度つくった資産が、その後も自ら現金を生み出し続けます。

不動産にたとえるなら、外注がその日その日に受け取る日給だとすれば、ライセンスは家を貸すことに近い仕組みです。

一度家を建ててしまえば、自分が別の仕事をしている間も、その家は毎月家賃を生み出してくれます。

キャラクターも同じです。

クライアント1社に販売し、著作権まで譲渡する外注キャラクターは、その時点で資産としての価値を失います。

一方、複数のユーザーに繰り返しライセンスを販売できる仕組みに乗ったキャラクターは、描いた瞬間から、単なる「売れる商品」ではなく、「収益を生み出す資産」になります。

デコブロックスがつくろうとしているのは、まさにこの仕組みです。

WordPressのマーケットプレイスにキャラクターのステッカーパックを一度登録しておけば、そのキャラクターはその後、複数のユーザーに繰り返し販売できます。

デザイナーが新たに絵を描かなくても、登録済みのキャラクターが流通網の中で動き続ける仕組みです。

外注が「この案件は終わった。次の仕事はどこにある?」という問いを繰り返させるものだとすれば、資産化された創作は「これはもう自動的に売れている。次は何を新しくつくろうか?」という問いに変えてくれます。

最初は小さくても、積み上がり方が違います

もちろん、厳しい現実を言えば、キャラクターを1体登録したからといって、すぐに大きな収入になるわけではありません。

スタンプクリエイターの中でも、最初のキャラクターで億単位の収益を上げた人はごく一部で、大半は数十万ウォンからのスタートです。それでも重要なのは、その先にあります。

2体目、3体目とキャラクターを登録し続けていけば、収益は新しくつくった分だけ増えるのではありません。以前登録したキャラクターの収益に積み上がる形で増えていきます。

外注は毎月ゼロからの再スタートですが、ライセンスの仕組みでは、毎月、前月までの成果の上に立って始められます。

デザイナーが時間を売り続けなくてもいい仕組み。一度の創作が、繰り返し価値を生み出す仕組み。デコブロックスは、その仕組みをキャラクターデザイナーに開こうとしています。