WordPressの執筆、テーマだけで十分?
同じWordPressテーマなのに、なぜか「この人らしい」と感じるブログがあるのはなぜ?

ポートフォリオサイトをいくつか見ていると、明らかに似たようなWordPressテーマを使っているのに、訪れた瞬間に「あ、この人だ」と感じさせるブログがあります。
一方で、文章は上手く情報も充実しているのに、なぜか印象に残らないブログもあります。フォントもレイアウトもよく似ているのに、この差はいったいどこから生まれるのでしょうか。
ブランドはロゴではなく「一貫性」です
ブランド戦略に関する資料には、共通して指摘されているポイントがあります。
ブランド・アイデンティティ理論の第一人者であるデビッド・アーカーは、ブランドアイデンティティにおいて最も重要な要素として、一貫性と継続性を挙げています。
ロゴや短いスローガンを見ただけで特定のブランドが思い浮かぶのは、それらが単に美しいからではありません。長いあいだ、同じ姿で繰り返し目にしてきたからこそ、記憶に残るのです。

人はさまざまな接点で繰り返し目にするビジュアル要素を通じて、そのブランドを一つの存在として認識するようになります。
優れたブランドは華やかさで記憶されるのではなく、どこでも同じ顔を見せるから記憶に残ります。
パーソナルブランディングも、基本的な考え方は同じです。
マーケティングでよく引用されるブランド・プリズムモデルを個人に当てはめると、ブランドの「パーソナリティー」は、話し方や語り口、そしてキャラクターによって形づくられます。
専門性や情報量だけで、人がファンになるわけではありません。
そこに人間らしさ、つまり、その人ならではの性格を感じられる部分があってこそ、本当の意味での「ブランド」になります。
キャラクターがパーソナルブランドにもたらすもの
興味深いのは、個人をブランドとして見せるビジュアル手法を扱ったデザイン研究でも、この流れが非常に明確に示されていることです。
個人のマスコットから始まり、感情を表現する絵文字へ、そしてオンライン上のもう一人の自分を代弁するアバターへと発展していくキャラクターデザインは、パーソナルブランドを効果的に表現するビジュアルアプローチだというのです。

著名人がそれぞれの分野でトップに立つために、実力だけでなく、自分だけの独自性も築き上げてきたという指摘も、同じ文脈で捉えられます。
つまり、テキストでどれほど優れた文章を書いても、それだけで「自分」という印象を残すのは難しいのです。反対に、同じキャラクターが投稿ごとに、コメントごとに、さらには告知にも繰り返し登場すれば、訪問者はそのキャラクターを通して、その空間を一つの人格を持つ存在として記憶し始めます。
情報は通り過ぎても、繰り返し現れる顔は残ります。
テンプレートが同じでも、繰り返し登場するキャラクターは違います
WordPressのテーマは、何千人、何万人ものユーザーが同じものを使います。
どれほどカスタマイズしても、構造上の限界はあります。
しかし、その上に重ねるキャラクターは、まったく別の話です。
告知の上に添えられたキャラクターの表情、記事の最後に登場するあいさつ用のステッカー、コメントへの返信に付けるリアクション。そうした小さな繰り返しが積み重なると、訪問者はいつの間にか「このブログは、こういう雰囲気だ」という感覚を持つようになります。
同じテーマを使っていても「その人らしい」という印象が生まれるのは、まさにこのためです。

デコブロックスは、この繰り返しを可能にするツールです。一度気に入ったキャラクターを選べば、ブログのさまざまな場所に一貫して配置できます。
情報を伝える記事は、他の人も似た内容を書けます。しかし、同じキャラクターが同じトーンで繰り返し登場する空間を、誰かがまったく同じように作ることはできません。
結局のところ、ブランドとして記憶に残るかどうかを決めるのは、どれほど華やかなテーマを使ったかではなく、どれだけ一貫した顔で現れ続けたかということなのです。
