著作権の時代、あなたは準備できていますか
在庫も配送もない商品を売る――複業デザイナーの時間術

仕事を終えた夜9時、会社のロゴが映る画面ではなく、別の画面を開く人が増えています。
以前なら「副業までして、本当にまめだね」と言われたはずが、今ではむしろ副業をしていないほうが珍しく感じられる空気さえあります。
Nジョブが例外ではなく当たり前になった時代
実際、最近発表された韓国国内の単身世帯に関する報告書によると、本業以外に副業をしている単身世帯の割合は59.6%に達しています。
2022年には42%だった数字が、わずか数年で10人に6人の水準まで上昇したのです。
特に20代では、その割合が69.1%にまで達します。3人に2人が、すでに二つ以上の仕事をしているということです。
ここで、一つ押さえておきたいことがあります。
副業をする人は急速に増えている一方で、実は時間当たりの収入はむしろ低下しているという統計もあります。
労働時間が増えた分だけ、収入が比例して増えているわけではないのです。
配達員やアルバイト、ギグワーカーのように、時間と体力を使わなければ成り立たない副業が大半だからです。
結局のところ、本業ですでに使い果たした時間と体力を、副業でもう一度切り売りする構造になっています。
デジタル商品には在庫も、宅配便の箱もありません
キャラクターグッズを例に考えてみましょう。
自分でステッカーやぬいぐるみを作って販売するクリエイターなら、製造を発注し、在庫を倉庫のどこかに保管し、注文が入るたびに梱包して郵便局へ足を運ばなければなりません。
その一つひとつが、すべて「時間」です。本業を終えたあとの夜を、今度は宅配便の箱と格闘するために使うことになります。
デジタルステッカーパックなら、こうした流れそのものが違います。

一度キャラクターを描いて登録しておけば、その後は在庫の心配も、配送も、返品対応もありません。
誰かが購入した瞬間に自動で届けられるため、デザイナーはその間、別のことをしていてもいいのです。通勤途中の電車でスケッチを数枚描き、昼休みに色を付け、寝る前の10分でマーケットプレイスに登録する――それだけの細切れの時間でも、創作と販売を同時に回すことができます。
副業が時間を求めるものになったなら、それはすでに疲れ切った人に、さらに別の荷物を背負わせることです。
残った時間のかけらをかき集めるだけで回る仕組みなら、それは負担ではなく、ゆとりになります。
時間割ではなく、時間のかけら
複業ワーカーに本当に必要なのは、「もっと多くの時間」ではなく、「すでに持っている細切れの時間を無駄なく使える仕組み」なのかもしれません。
デコブロックスがつくっているWordPressマーケットプレイスは、まさにそうした仕組みに近いものです。
決まった出退勤時間も、在庫を置く倉庫も、配送の締め切りもありません。デザイナーがキャラクターを描きたいときに描き、登録したいときに登録すれば、あとはシステムが自動で動きます。
本業一つだけでも手いっぱいな毎日のなかで、好きなものを描く時間まで別の労働にしたくない人にとって、デコブロックスはその隙間を支える場所でありたいと考えています。
