国内スタンプ市場の先へ、世界のブログにキャラクターを
カカオのスタンプ市場、続くレッドオーシャン
カカオトークのスタンプ市場は、今や数千億ウォン規模にまで成長しました。
クリエイターは1万人に達し、毎月数千件もの作品が審査にかけられています。外から見れば、華やかなエコシステムです。
しかし、その中で実際に活動しているクリエイターなら、一度はこんなことを考えたことがあるのではないでしょうか。

このキャラクター、韓国の外では誰が見る?
不思議な疑問ではありません。カカオ自身も数年前、海外売上高の比率を30%まで引き上げる目標を掲げていましたが、実際にはその水準に届かなかったことが明らかになっています。
カカオトークもネイバーOGQも優れたプラットフォームですが、その基盤にあるのは、国内のメッセンジャーやポータルから生まれるトラフィックです。
どれほどキャラクターが愛されても、その舞台自体が国内に限られているのです。
舞台を変えれば、観客も変わる
ここで、問いを変えてみてはどうでしょう。「カカオの中で、どうすればもっと売れるか」ではなく、「このキャラクターが本来活躍できる舞台は、国内だけでなければならないのか」と。
世界のウェブサイトのうち、WordPressで作られているサイトは約40%にのぼるという統計があります。
これは、特定の国や言語圏だけの話ではありません。
アメリカの個人ブロガー、ヨーロッパのECサイト、東南アジアのニュースメディア、南米の小規模事業者のホームページまで。言語も通貨も異なる数百万ものサイトが、同じ基盤の上で動いているということです。

デコブロックスは、まさにこのWordPressという共通のオペレーティングシステム上で、キャラクターステッカーを流通させるブロック型プラグインです。
カカオトークの中だけで使われるステッカーではありません。WordPressが導入されている場所なら、国籍に関係なく、どこでもダウンロードして使える仕組みです。
スタンプが「メッセンジャーの会話画面」という狭い入り口を通る必要があったとすれば、デコブロックスのキャラクターは、「誰かのホームページ、誰かのブログ」という、はるかに広い窓口を通じて人の目に触れることになります。
すでに証明されつつある流れ
これは、根拠のない期待ではありません。
実際、Kコンテンツの知的財産(IP)をめぐる北米のライセンス市場は、直近1年間で20%以上成長しました。アメリカで開かれたライセンス見本市で、韓国企業が成立させた輸出商談の規模だけでも100億ウォンを超えたというニュースが、今年も伝えられています。
キャラクター、ウェブトゥーン、K-POPのIPを問わず、海外のバイヤーが韓国コンテンツを探しに来る流れは、もはや一部の大企業だけのものではありません。
問題は、個人クリエイターにとって、この流れに乗るための現実的な手段がほとんどなかったことです。
ライセンス見本市のブースを借り、海外のバイヤーとの商談を設定し、契約書を確認する。個人で担うには、あまりにも大きなハードルです。
デコブロックスが目指しているのは、そのハードルをなくすことです。
プラグインをインストールした瞬間から、世界中のWordPressユーザーにキャラクターを届けられる流通網に乗ることができるからです。
国内プラットフォームと競争しようという話ではありません。そもそも競争する必要のない舞台へ移ろう、という提案です。
デザイナーはキャラクターを描く。あとは仕組みに任せる
デコブロックスに参加したからといって、突然英語でマーケティングをしたり、海外のバイヤーと直接やり取りしたりする必要はありません。
デザイナーの仕事は、これまでと変わらず、キャラクターを描くこと。それだけです。
ライセンスの発行・取り消し、決済処理、多言語での表示、ドメイン単位での流通管理といった煩雑な作業は、プラグインとマーケットプレイスの仕組みが担います。
1人のクリエイターが描いたキャラクターが、ソウルのブログ、東京のECサイト、ニューヨークの個人サイトに同時に登場する。これは遠い未来のビジョンではありません。すでに存在するWordPressというインフラの上に、キャラクターコンテンツを載せるだけで、今すぐ始められることです。
スタンプ市場を狭いと感じてきたなら、限られた市場の中でさらに努力するだけでなく、市場そのものを広げるという選択肢もあることをお伝えしたいと思います。
デコブロックスは、その選択肢を現実のものにしようとしています。
